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喉頭炎は喉頭の粘膜に炎症がおきている状態をいいます。
喉頭は気管と食道の境目にあり、発声、呼吸、気道への飲食物の侵入を防ぐ働きをします。
一般的に風邪と同じウイルスによって咽頭炎になりやすいですが、空気の乾燥や、熱湯なども刺激となって咽頭炎を引き起こすことがあります。
小児が咽頭炎となると喉全体が赤く腫れて痛み、発熱、咳、声がれ、かゆみなどの症状がみられます。まだ小さい小児の場合は喉の痛みを訴えることができないかもしれませんので、発熱してから親が気が付くことが多いです。
小児の発熱は38℃以上の高熱を出すことが多く、症状が悪化すると肺炎を引き起こす可能性があります。
基本的には刺激のある食べ物は控えて安静にします。
風邪と同じで安静にすることが一番の治療法です。小児が脱水症状にならないように水分補給には十分注意しましょう。
抗生物質は細菌感染による咽頭炎に使用しますが、ウイルス感染の場合は効果がないため使用しません。その他には症状にあわせた対症療法が行われます。
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