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横隔膜は腹膜部に通じる孔(あな)が多数存在して、胸腹腔間に内圧差があるために、ヘルニアが生じやすいです。そして横隔膜ヘルニアになると、横隔膜にある孔から腹腔内の臓器が外部に脱出しています。
横隔膜ヘルニアの種類には、外部からの影響で引き起こされた外傷性横隔膜ヘルニアと、非外傷性横隔膜ヘルニアがあります。
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横隔膜ヘルニアによる小児の症状には無症状の場合も多いですが、腹腔内臓器や肺の梗塞による呼吸障害が生じたり、ヘルニア内容が胸腔に移動することで生じる腹部症状や合併症などがみられます。
新生児の先天性ヘルニアの場合は、チアノーゼや呼吸困難などの症状や、気胸や縦隔気腫などの合併症を引き起こす可能性があります。
なお、横隔膜ヘルニアの診断には胸部X線写真が主に用いられますが、断層写真、CTスキャン、MRI、超音波検査なども用いられます。
横隔膜ヘルニアは自然治癒することはありませんので、外科治療を行います。予後はヘルニアの大きさによって異なってきます。
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