小児の病気-子供のために-トップ > 小児の心の病 > 分離不安障害(小児の症状・治療・予後)
分離不安障害とは、子供が身近な家族や大事な人と離れたときに起こる不安感のことをいいます。通常は母親に対してであり、不安感が非常に強くて日常生活に支障が出る場合(例えば通園できないなど)は、分離不安障害といわれます。
分離不安障害の有病率は3.5%〜5.4%であり、7歳〜8歳の子供が多く、過保護な親を持つ子供や他の人の顔を気にしやすい子供が起きやすいといわれています。
分離不安障害による小児の症状は不安感が強くなって日常生活に支障が出ることです。
例えば、引き離れることによって苦痛を感じて頭痛、腹痛といった症状を訴える、登校拒否を引き起こす、1人になることを強く怖がる、1人では寝ることができないといった症状が小児にあらわれます。
分離不安障害の治療には遊戯療法、個人精神療法、家族療法、薬物療法などがあります。
分離不安障害が軽症で早期に発症したものは治癒しますが、重症の場合は慢性的にの不安感を持ったり登校に関する問題を残す可能性があります。
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